夏休みで帰省していました。夏休み直前までは前期の成績付けで少し慌ただしかったです。その際の成績評価における問題点を考察すべく、『嫌われる勇気』の考え方と合わせて紹介します。
書評『嫌われる勇気』
1年程前、尊敬する友人の井下田 久幸さんに紹介された本が『嫌われる勇気』でした(参考:【会いたい人行脚第1弾:井下田 久幸さんに会いました】)。この本は、アドラー心理学の考え方を「哲人」と「青年」の対話形式で分かりやすく理解できるように書かれたものです。アドラーの考え方は、『7つの習慣』を著したスティーブン・コヴィーにも影響を与えたと言われています。嫌われる勇気と聞くと、身構えてしまう方もいるかも知れませんが、これは自分が幸せになるための考え方です。「嫌われること」を恐れず、ありのままの自分を受け入れることで、自分の人生を生きることができるというものです。その中でも特に印象的だった考え方は、以下の2点です。
- 他者との課題の分離
- 貢献感による自分の価値の実感