今年も自己分析の時期となりました。毎年5月29日の誕生日に自己分析をしており、今年でこれも3回目となります。この時期は、年度始めの慌ただしさも少し落ち着き、自分を見直すにはよい時期だと思っています。ちょうどよい時期に産んでくれた両親に感謝したいと思います。
さて、初回のエントリで人生設計におけるバリュー(価値)、ミッション(使命)、ストラテジー(戦略)に基づく自己分析を行いました。これは定期的に見直すことが大切ですので、毎年誕生日に更新するようにしています。一年間の反省点を踏まえ、今年のミッション、ストラテジーを以下のように修正しました。
- バリュー
- 穏やかに楽しく生きること
- ミッション
- 『自分で未来を設計し、人生を切り拓く力』を持った学生を育成すること
- 学生・大学・社会に貢献できる研究成果を挙げること
- ストラテジー
- 学生が自律的に行動できるよう動機づけを支援すること
- 学生のキャリア意識醸成に関するテーマで研究成果を挙げること
- 学生とのコミュニケーションを大切にすること
- 意識の高い学生を巻き込み、河野マインドを伝えること
- 学内外で注目されるよう積極的に情報発信に取り組むこと
- 常に時代の最先端を追い続けること
- よりよい人脈を築くこと
- 家族が心穏やかに過ごせること
上記のバリュー「穏やかに楽しく生きること」は人生における価値なので変わりはありません。ミッションは、「自らの人生を切り開いていける学生を社会に送り出すこと」から『自分で未来を設計し、人生を切り拓く力』を持った学生を育成することに表現を変更しました。パーソナルブランディングを実践し、学生自身が自らの未来を切り拓いて生きていけることが大切だと考えています。私自身がこれまで得てきた経験・知見をできる限り学生に伝えることで、その活動を支援することが私の使命です。これらの結果が現在取り組んでいる研究において、大変貴重な成果となることを期待しています。
昨年は、私自身の想いをできるだけ学生に伝えようと思い、学生とのコミュニケーションを大切にしてきました。しかしながら、そのような想いが学生にはなかなか伝わらない、あるいは伝わっていても実際に行動に移すところまでは到達しないケースが多くありました。
そこで、第1のストラテジーとして「学生が自律的に行動できるよう動機づけを支援すること」を追加しました。ここでの動機づけとは、報酬や罰によって働く外発的モチベーションではなく、成長実感や他者への貢献、自己実現などの内発的モチベーションを指します。この辺りは第2のストラテジーとも深く関係しており、学生のキャリア意識の醸成を促し、彼らのモチベーションを高めることが研究の目的です。
そのための切り口として、バリュー、ミッション、ストラテジーを共有し、互いに切磋琢磨することが学生の自己実現に貢献すると考え、自己実現支援サービスの研究に取り組んでいます。図1は、バリュー、ミッション、ストラテジーによる成長プロセスを図示したものです。自身のバリューを高めるためにミッションを設定し、それを具現化するためのストラテジーを掲げます。
図1.バリュー、ミッション、ストラテジーによる成長プロセス
他のストラテジーは昨年とほぼ同様で、積極的な情報発信、人脈作り、家族の健康です。実際、情報発信や人脈作りについては、大変嬉しいことに多くの方々からよいお話しを頂き、自身の活動が進展していくことを実感しつつあります。これからも精進し、よりよい結果を残せるよう努めたいと思います。また、これらの活動を通じて、河野マインドを学生に伝えていければと思っています。
これからも『学生』『大学』『社会』への貢献を目指し、精力的に活動していきたいと考えています!